AB型技術系 主に備忘録

ほぼプログラム関連の備忘録

VRAM 12GBの逆襲、「計算力の4070 Laptop 」vs「容量の3060」

RTX 3060でローカルLLM 16モデルをベンチマーク

型落ちのRTX 3060 12GBで全16モデル、最新のGemma 4やReasoningモデルを含めたベンチマーク結果をレポートします。

検証環境

  • GPU: NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 (VRAM 12GB)
  • CPU: AMD Ryzen™ 9 3900X
  • RAM: 96GB (DDR4 16GB×2 + 32GB×2)

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RTX 4070 Laptop 8GBの検証結果はこちら。

ローカルLLM 全16モデル比較一覧

生成速度(tokens/s)の速い順にソートしています。

純粋な処理スピードはRTX 4070 Laptop の方が上ですが、VRAMが増えたことに10b〜12bクラスのモデルはRTX 3060の方が快適です。

モデル名 推論(Thinking) 生成速度 (t/s) 総所要時間 おすすめ度 評価・所感
gemma3:270m - 316.83 5.3s ★★☆☆☆ 圧倒的スピード。ただし日本語の正確性は控えめ。
llama3.2:1b - 193.79 4.2s ★☆☆☆☆ 爆速だが意味不明な日本語が目立つ。
gemma3:1b - 175.05 5.0s ★★★★☆ 軽量級の王。日本語も実用的で、即答性が抜群。
gemma2:2b - 131.83 7.3s ★★★☆☆ 100t/s超えで非常に軽快。安定感のある出力。
llama3.2:3b - 124.94 5.0s ★★★☆☆ 速度と知能のバランス良。コード生成も積極的。
gemma4:e2b あり 112.47 14.4s ★★★★★ 本環境のMVP。 推論型で100t/s超えは驚異的。
gemma3:4b - 86.74 10.1s ★★★★★ 文句なしの常用モデル。12GB環境なら余裕で動作。
gemma4:e4b あり 68.10 27.0s ★★★★☆ 思考が非常に深く、出力も丁寧。論理性が高い。
llama3.1:8b - 62.40 13.9s ★★★★☆ 4070 Laptopを大幅に上回る快適動作。
gemma2:9b - 49.12 12.8s ★★★★☆ 4070 Laptop上回る。12GB VRAMの恩恵が顕著。
gemma3:12b - 36.17 22.9s ★★★★★ ** VRAMに収まるため4070 Laptopより倍速。
llama3.2-vision:11b - 31.09 21.7s ★★★☆☆ 11bクラスもVRAM内で完結。実用的な速度。
gpt-oss:20b あり 15.13 1m 29s ★★★★☆ 速度は落ちるが、知能レベルは最高峰。読める速さ。
gemma4:26b あり 12.52 2m 06s ★★★☆☆ VRAMを溢れるが、96GBのメモリで安定動作。
gemma3:27b - 3.69 3m 49s ★☆☆☆☆ 完全にメインメモリ(DDR4)がボトルネックで低速。
gemma4:31b あり 2.56 9m 15s ★☆☆☆☆ 動作検証用。1回答に9分以上要し、実用は困難。

おすすめ度、評価・所感はAIが生成したものです


VRAM 12GBの「容量の正義」

RTX 4070 Laptop (8GB) では重かった中規模モデルが、RTX 3060 (12GB) で劇的に高速化しました。

  • 12bモデルの倍速化: gemma3:12bなどのモデルがVRAM 12GB内に収まるため、4070 Laptopの約16 t/sから36 t/sへと倍以上の速度向上を記録しました。
  • 新世代 Reasoning の躍進: gemma4:e2bが112 t/s、e4bが68 t/sと非常に高いスコアを出し、思考プロセスを持ちながらも極めて軽快に動作しています。
  • 96GB RAMの限界: 大容量メモリのおかげで31bモデルもロード可能ですが、DDR4の転送速度が壁となり、実用的な生成速度(t/s)には至りませんでした。

用途別おすすめモデル:RTX 3060 (12GB) 版

迷ったらこれ gemma4:e2b

推論(Thinking)プロセスを搭載しながら、112.47 t/sという爆速を実現。最新の知能をローカルでストレスなく回せるモデルです。

知識量と速度の並立 gemma3:12b

4070ユーザーが「重い」と諦めるサイズを、36.17 t/sという実用的な速度で回せます。12GB VRAMの恩恵を最も享受できる、本環境のスイートスポットです。

最強の知能 gpt-oss:20b

多少待ってでも(15.13 t/s)、正確で論理的な答えが欲しい時に。思考プロセスを含め、商用AIに迫る深い回答が期待できます。


まとめ

「VRAM 8GB」と「VRAM 12GB」の間には、中規模LLMの運用における決定的な境界線が存在します。 これからローカルLLMのためにPCを新調・強化する方は、GPUの計算速度(コア性能)だけでなく、まずは「載せたいモデルがVRAMに収まるか」を最優先に検討することをおすすめします。

Gemma 4公開!GeForce RTX 4070 Laptop GPU環境で「思考するAI」は実用的か?全16モデル徹底ベンチマーク

GeForce RTX 4070 Laptop GPUで回すローカルLLMベンチマーク:VRAM 8GBの限界とGemma 4の衝撃

ollamaで動くLLMのベンチマーク結果をまとめました。 VRAM 8GBという制約の中で、速度、バランス、性能の観点でまとめました。 全16モデル、「Pythonの特徴を教えて」というプロンプトに対する回答時の生成速度を比較しています。

検証環境

  • GPU: NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptop GPU (VRAM 8GB)
  • CPU: Intel® Core™ i7-13700H
  • RAM: 32GB (DDR5)

RTX 4070 Laptopで回すローカルLLMベンチマーク:全16モデル完全比較データ

自作PCやゲーミングノートPCで「ローカルLLM」を動かしたい方向けに、最新のベンチマーク結果をまとめました。 VRAM 8GBという制約の中で、目的別に全16モデルのデータを公開します。

検証環境

  • GPU: NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptop GPU (VRAM 8GB)
  • CPU: Intel® Core™ i7-13700H
  • RAM: 32GB (DDR5)

ローカルLLM 全16モデル比較一覧

生成速度(tokens/s)の速い順にソートしています。

モデル名 世代/系統 推論(Thinking) 生成速度 (t/s) おすすめ度 評価・所感
gemma3:270m Gemma 3 - 214.67 ★★☆☆☆ 爆速だが中身がスカスカ。用途が限定的。
gemma3:1b Gemma 3 - 178.61 ★★★★☆ 軽量級の速度王。 瞬時に回答が出る。
llama3.2:1b Llama 3.2 - 153.41 ★☆☆☆☆ 速度はあるが日本語能力が極めて低い。
gemma2:2b Gemma 2 - 108.72 ★★★☆☆ 優秀だが、Gemma 3 1bに役目を譲る形。
llama3.2:3b Llama 3.2 - 96.34 ★★★☆☆ 日本語に癖がある。
gemma3:4b Gemma 3 - 72.49 ★★★★★ 非推論モデルの完成形。 常用に最適。
llama3.1:8b Llama 3.1 - 45.98 ★★★★☆ VRAM 8GBにジャストフィット。安定感抜群。
gemma4:e2b Gemma 4 あり 34.83 ★★★★★ 新世代のエース。 思考と速度を両立。
gemma4:e4b Gemma 4 あり 26.15 ★★★★☆ 思考が非常に丁寧。複雑な質問に強い。
gemma2:9b Gemma 2 - 20.14 ★★★☆☆ 堅実な回答だが、8GB環境ではやや重い。
gemma3:12b Gemma 3 - 16.02 ★★★☆☆ 高品質。VRAMを溢れるが、まだ読める速度。
gpt-oss:20b その他 あり 15.64 ★★★★☆ 知能重視派。 推論精度が非常に高い。
llama3.2-vision:11b Llama 3.2 - 14.58 ★★☆☆☆ 画像認識用。テキストのみなら他が有利。
gemma4:26b Gemma 4 あり 14.21 ★★★☆☆ 4070で動く限界知能。 思考は圧巻。
gemma3:27b Gemma 3 - 3.49 ★☆☆☆☆ 完全にメインメモリ動作。実用には遅すぎる。
gemma4:31b Gemma 4 あり 2.20 ★☆☆☆☆ 動作検証用。1回答に数分〜数十分を要する。

分析:VRAM 8GBの「絶対的な壁」

今回のデータで最も顕著なのは、モデルサイズが8B(約80億パラメータ)を超えた瞬間の急激な速度低下です。

  • VRAM内完結(~8B): 45〜200 tokens/s(ストレスフリー)
  • 一部オフロード(9B〜26B): 14〜26 tokens/s(読めるが、待たされる感覚)
  • 大規模オフロード(27B以上): 2〜3 tokens/s(実用不可)

DDR5メモリが32GBあるため動作自体はしますが、GPUのパワーを100%引き出すなら、8Bクラスまでがスイートスポットと言えます。


目的別:2026年版おすすめモデル

【速度重視】 gemma3:4b

「Pythonのこの関数の書き方は?」といった即答を求める用途に。72 tokens/s は、画面を眺めていて一切のストレスがない快適な速度です。

【バランス重視】 gemma4:e2b (★一押し)

設計相談やロジックの壁打ちに。 最新の「Thinking(推論)」プロセスを搭載し、回答の前に自律的に思考します。34 tokens/s という「読める速度」を維持しつつ深い知能をローカルで実現しています。

【性能重視】 gemma4:26b または gpt-oss:20b

難解な技術文書の読み解きや、バグの特定に。 速度は落ちますが、その分商用AI(GPT-4等)に迫る洞察を得られます。急ぎではない重厚なタスク用です。


まとめ

GeForce RTX 4070 Laptop GPU環境では、普段使いは gemma4:e2bスピードが欲しい時は gemma3:4b精度を求めるときはgemma4:26bgpt-oss:20bを選択するのがよいかと。

日本語対応軽量LLMの動作検証:環境による処理速度とレスポンスの妥当性の比較

日本語対応軽量LLMの動作検証

近年、自然言語処理の分野では、より小さなパラメータ数でありながら高性能なLLM(Large Language Model)の開発が活発です。

今回は、3.6B(36億)パラメータ以下のLLMに焦点を当て、異なるハードウェア環境での動作速度に加え、生成されたレスポンスの妥当性を検証しました。

検証環境

A ノートPC (ASUS Zenbook S UX5406SA-TU7321GR)

  • CPU:Core Ultra 7 258V
  • メモリ:32GB
  • GPU:Intel Arc Graphics 140V 16GB

※MSHybridグラフィックモードで検証

B ノートPC グラボ有(MSI Stealth-14Studio-A13VG-563JP)

  • CPU:Core i7-13700H
  • メモリ:32GB
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop 8GB

※xpuを利用するためIntel® Extension for PyTorchをインストール

C デスクトップ

  • CPU:AMD Ryzen 9 3900X 12-Core Processor
  • メモリ:32GB
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB

RTX 4070 Laptop 8GBとRTX 3060 12GBの主な仕様

GPU CUDA
コア数
ブーストクロック (MHz) メモリ容量 メモリ
インターフェース
RTX 4070 Laptop 4608 2175 8GB 128-bit
RTX 3060 3584 1777 12GB 192-bit

RTX 4070 Laptopは、RTX 3060と比較してCUDAコア数が多く、ブーストクロックも高いため、理論的にはより高い並列処理能力を持つことが期待できます。

一方、RTX 3060はメモリ容量が多く、メモリインターフェースも広いため、より大きなデータを効率的に処理できる可能性があります。

検証対象モデル

以下の5つの日本語LLMを検証対象としました。

  • cyberagent/open-calm-1b
  • google/gemma-2-2b-jpn-it
  • cyberagent/open-calm-3b
  • line-corporation/japanese-large-lm-3.6b
  • rinna/japanese-gpt-neox-3.6b

検証内容

検証には、以下のプロンプトとテストプログラムを使用しました。

プロンプト

日本の首都は

テストプログラム test_llm.py

import sys
import time
import torch
from transformers import AutoModelForCausalLM, AutoTokenizer
from torchinfo import summary
from huggingface_hub import login

# 引数確認
args = sys.argv
if len(args) == 1:
    print("引数なし 処理終了")
    sys.exit()

# モデル名
model_name = args[1]

# Hugging Face Hubにログイン
login("YOUR_HUGGINGFACE_TOKEN")

# モデルをロード
tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained(model_name)
model = AutoModelForCausalLM.from_pretrained(model_name)

# デバイスの設定
device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")
device = torch.device("xpu" if torch.xpu.is_available() else device)
print("デバイス:" + device.type)
model.tie_weights()
model = model.to(device)

# モデル情報
summary(model=model, depth=100)

# 生成開始時間
start_time = time.time()

# 推論
inputs = tokenizer("日本の首都は", return_tensors="pt")
input_ids = inputs["input_ids"].to(device)
outputs = model.generate(input_ids, max_new_tokens=20)
print(tokenizer.decode(outputs[0], skip_special_tokens=True))

elapsed_time = time.time() - start_time
print(f"生成時間: {elapsed_time:.2f}秒")

このプログラムは、指定されたLLMをロードし、「日本の首都は」というプロンプトに対する応答を生成するまでの時間を計測します。torchinfoライブラリを用いて、モデルのパラメータ数も確認しました。

実行例

python test_llm.py cyberagent/open-calm-1b

検証結果とレスポンスの妥当性評価

以下に、各モデルのパラメータ数と、各環境での応答生成時間、そして生成されたレスポンスの妥当性評価を示します。

cyberagent/open-calm-1b

===========================================================================
Layer (type:depth-idx)                             Param #
===========================================================================
GPTNeoXForCausalLM                                 --
・
・
・
===========================================================================
Total params: 1,421,987,840
Trainable params: 1,421,987,840
Non-trainable params: 0
===========================================================================

A

日本の首都はどこか?
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答
人気の質問
生成時間: 2.65秒

B

日本の首都はどこか?
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答
人気の質問
生成時間: 0.91秒

C

日本の首都はどこか?
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答
人気の質問
生成時間: 0.56秒
レスポンスの妥当性:

不適切。質問に対して直接的な回答が得られず、関係のない情報や質問を生成しています。

今回のプロンプトとは相性がよくないです。

google/gemma-2-2b-jpn-it

===========================================================================
Layer (type:depth-idx)                             Param #
===========================================================================
Gemma2ForCausalLM                                 --
・
・
・
===========================================================================
Total params: 3,204,165,888
Trainable params: 3,204,165,888
Non-trainable params: 0
===========================================================================

A

日本の首都は?

**答え:** 東京 

生成時間: 4.84秒

B

日本の首都は?

**答え:** 東京 

生成時間: 6.76秒

C

日本の首都は?

**答え:** 東京 

生成時間: 1.19秒
レスポンスの妥当性:

適切。質問に対して正確な回答「東京」を生成しています。

cyberagent/open-calm-3b

===========================================================================
Layer (type:depth-idx)                             Param #
===========================================================================
GPTNeoXForCausalLM                                 --
・
・
・
===========================================================================
Total params: 2,785,039,360
Trainable params: 2,785,039,360
Non-trainable params: 0
===========================================================================

A

日本の首都は、東京です。
東京は、日本の首都です。
「東京」と書いて、「とう、
生成時間: 3.88秒

B

日本の首都は、東京です。
東京は、日本の中心であり、日本の中心です。
東京は、
生成時間: 11.33秒

C

日本の首都は、東京です。
東京は、日本の中心であり、日本の中心です。
東京は、
生成時間: 0.91秒
レスポンスの妥当性:

適切。質問に対して正確な回答「東京です」を生成しています。

冗長な繰り返しが見られますが、生成時のパラメーターの調整で改善できるでしょう。

line-corporation/japanese-large-lm-3.6b

===========================================================================
Layer (type:depth-idx)                             Param #
===========================================================================
GPTNeoXForCausalLM                                 --
・
・
・
===========================================================================
Total params: 3,713,163,264
Trainable params: 3,713,163,264
Non-trainable params: 0
===========================================================================

A

日本の首都は ウェブ<0x0A>本文:  1000円カットは、1000円という
生成時間: 11.14秒

B

日本の首都は ウェブ<0x0A>本文:  1000円カットは、1000円という
生成時間: 19.48秒

C

日本の首都は ウェブ
本文:  1000円カットは、1000円という
生成時間: 3.11秒
レスポンスの妥当性:

不適切。質問に対して全く関係のない情報を生成しています。

今回のプロンプトとは相性がよくないです。

rinna/japanese-gpt-neox-3.6b

===========================================================================
Layer (type:depth-idx)                             Param #
===========================================================================
GPTNeoXForCausalLM                                 --
・
・
・
===========================================================================
Total params: 3,607,245,312
Trainable params: 3,607,245,312
Non-trainable params: 0
===========================================================================

A

日本の首都は「お前は、俺の言うことを聞け」 と、命令する。 命令
生成時間: 10.97秒

B

日本の首都は「お前は、俺の言うことを聞け」 と、命令する。 命令
生成時間: 23.04秒

C

日本の首都は「お前は、俺の言うことを聞け」 と、命令する。 命令
生成時間: 3.00秒
レスポンスの妥当性:

不適切。質問に対して関係ないテキストを生成しています。

今回のプロンプトとは相性がよくないです。

推論時のGPU使用率

Intel Arc Graphics 140V 16GB

Intel Arc Graphics 140V 16GB

NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop 8GB

NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop 8GB

NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB

NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB
※検証後にメモリを64GB増加した状態で再検証しています

考察

今回の検証で分かったこと

GPUの性能が処理速度に大きく影響する

CUDAコア数やクロック数が高いRTX 4070 Laptopよりメモリ数が高いRTX 3060の方が生成時間が短い。

cyberagent/open-calm-1b以外RTX 4070 LaptopよりIntel Arc Graphics 140Vの方が生成時間が短い。

推論はCUDAコア数やクロック数よりメモリ容量が重要なのか?

環境BはMSHybridグラフィックモードで検証しているので、ディスクリート グラフィック モードにすればパフォーマンスがあがるかもしれません。

モデルのパラメータ数と処理速度

一般的に、パラメータ数が多いモデルほど計算量が増え、処理に時間がかかります。

今回の検証でも、パラメータ数が比較的少ないopen-calm-1bが高速に処理される傾向が見られました。

モデルの出力の多様性と妥当性

同じ単純な質問に対しても、モデルによって生成されるレスポンスの質には大きなばらつきが見られました。

gemma-2-2b-jpn-itとopen-calm-3bは比較的妥当な回答を生成しましたが、他のモデルでは不適切な情報や無関係なテキストが出力される結果となりました。

これは、各モデルの学習データや学習方法の違い、タスクに対する適性の違いを示唆しています。

まとめ

今回の検証では、LLMの動作速度が使用するハードウェア環境、特にGPUの性能に大きく依存すること、そしてモデルによって生成されるレスポンスの妥当性に大きな差があることが確認できました。

GPUの選択においては、CUDAコア数やクロック数だけでなく、メモリ容量やインターフェースも考慮する必要があるでしょう。

また、LLMの選定においては、処理速度だけでなく、タスクに対する出力の正確性や適切性を評価することが非常に重要だと感じました。

続ChatGPTにローカル環境で動きそうなLLMを教えてもらう

続ローカル環境で動きそうなLLMをChatGPTに教えてもらう

freelancer.hatenablog.jp

ローカル環境で動きそうなLLMをChatGPTに教えてもらった結果Tsuzumi, CyberAgentlM3, PLaMo, Stockmark-13bのどれかを試すことにしました。 今回はローカル環境で試す手順を聞いてみました。

使用したプロンプト

Tsuzumiを試したいので導入方法を教えてほしい

回答

Tsuzumiの導入方法を説明します。Tsuzumiは日本語対応の7Bモデルで、VRAM 8GB以上あればGPUで動作可能です。

1. 前提条件

  • OS: Windows 11
  • GPU: Intel Arc 140V(16GB VRAM)
  • メモリ: 32GB
  • Python: 3.10 以上推奨

Windows環境では、LM Studio や Ollama を使うと簡単に動かせますが、手動で llama.cpp を使う方法もあります。

2. 簡単な方法:LM Studio を使う

LM Studio はローカルLLMを簡単に動かせるGUIアプリです。

手順

  • LM Studio公式サイト から Windows 用のインストーラーをダウンロード
  • インストール後、アプリを開き「モデル」タブで「Tsuzumi」を検索
  • GGUF形式 のモデルをダウンロード(tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf 推奨)
  • 「チャット」タブから Tsuzumi を選択して起動

メリット: GUIで簡単に操作可能

デメリット: 一部設定が制限される

3. CLIベースで動かしたい場合:Ollama を使う

Ollama は簡単にモデルを動かせるツールです。

手順

  • Ollama公式サイト から Windows 用インストーラーをダウンロード
  • インストール後、コマンドプロンプトまたは PowerShell を開いて Tsuzumi を取得:
ollama pull tsuzumi
  • モデルを実行:
ollama run tsuzumi
  • チャットが開始されるので、プロンプトを入力

メリット: 軽量で簡単に試せる

デメリット: ファインチューニングや詳細設定が難しい

4. 高度な設定がしたい場合:llama.cpp を使う

GPU最適化したい場合は、llama.cpp を利用する方法もあります。

手順

  • llama.cppをGitHubからダウンロード
  • git clone でリポジトリを取得
git clone https://github.com/ggerganov/llama.cpp.git
cd llama.cpp
  • tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf のモデルファイルをダウンロード(GGUF形式)
  • ビルド(Windows環境では CMake を使用)
  • 実行:
./main -m tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf --threads 8 --n-gpu-layers 35

メリット: 設定の自由度が高い、軽量化や最適化が可能

デメリット: セットアップが少し複雑

結論:どの方法がいい?

  • とにかく簡単に試したい → LM Studio
  • 軽量かつCLIで動かしたい → Ollama
  • 高度なカスタマイズをしたい → llama.cpp

まずは LM Studio か Ollama で試すのがオススメです!

セットアップで困ったら、具体的なエラーなどを教えてください。

LM Studioでtsuzumiを動かす

具体的な手順が分かったので簡単に試せるLM Studioを使ってみます。

インストール

lmstudio.ai

公式サイト

インストール

LM Studio公式サイト から Windows 用のインストーラーをダウンロードしてインストール。

モデルの検索

tsuzumiがない

tsuzumiが見つかりませんね。

Stockmark-13b

Stockmark-13bは見つかりました。

手動でTsuzumiをLM Studioに登録できるのか

LM Studioでtsuzumiを動くか追加質問しました。

追加プロンプト

LM Studioをインストールしたが検索してもtsuzumiがヒットしない

回答

手動でTsuzumiをLM Studioに登録する方法

1. TsuzumiのGGUFモデルをダウンロード

TsuzumiはGGUF形式のモデルが必要です。以下の手順で取得します。

  • Tsuzumiのモデルページ にアクセス
  • GGUF形式のモデルファイル をダウンロード(推奨: tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf)
  • ダウンロードした tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf を LM Studioのモデルフォルダ に移動する LM Studioのモデルフォルダ(デフォルト):
C:\Users\あなたのユーザー名\Documents\LM Studio\Models

2. LM Studioにモデルを認識させる

  • LM Studioを開き、「モデル」タブを確認
  • 「Local Models」(ローカルモデル) に tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf が表示されているかチェック

表示されていない場合:

  1. LM Studio を再起動
  2. 「モデル」タブで「Rescan Models」(モデルの再スキャン)をクリック

3. Tsuzumiを実行

  • 「チャット」タブを開く
  • tsuzumi-7b.Q4_K_M.gguf を選択
  • プロンプトを入力してテスト

補足

  • GGUFの圧縮率:

    ・Q4_K_M はバランス型で、VRAM 16GBなら十分動作可能

    ・さらに軽量な Q3_K_M もあるが、精度が落ちる

  • モデルが動作しない場合:

    ・エラーメッセージ を教えてくれれば、対策を案内できます

この方法で試せるはずですが、うまくいかない場合は教えてください!

TsuzumiのGGUFモデルが見つからない

現在、TsuzumiのGGUF形式のモデルは一般公開されておらず、 主に法人向けの商用サービスとして提供されているようで個人で試すのは難しいですね。

Stockmark-13b等検索可能なLLMを使って試すことにします。

ChatGPTにローカル環境で動きそうなLLMを教えてもらう

ローカル環境で動きそうなLLMをChatGPTに教えてもらう

仕事でクローズドAIを構築することになるかもしれないのでローカル環境で試せそうななLLMをChatGPTに教えてもらいました。 ローカル環境は去年購入したASUS Zenbook Sです。

使用したプロンプト

ローカル環境でオープンソースのLLMを導入したい
LLMはLlama 3.1、Stockmark-13b、Gemma 2 、xgen-7b、DeepSeek-R1、
Phi-3、Tsuzumi、CyberAgentlM3、PLaMoを考えている。
各LLMが下記スペックのPCで稼働するかどうか、
日本語に対応しているかどうか教えてほしい

OS:Windows 11 Home
CPU:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 258V   2.20 GHz
メモリ:32.0 GB
VRAM:Intel Arc 140V GPU(16GB)
SSD:1TB

回答

あなたのPC環境で各LLMが動作するか、日本語対応しているかを確認しました。

  1. PCスペックとLLMの動作可否
  2. まとめ

1. PCスペックとLLMの動作可否

  • CPU: Intel Core Ultra 7 258V (2.20GHz)
  • メモリ: 32GB
  • GPU: Intel Arc 140V (16GB VRAM)
  • OS: Windows 11 Home

ポイント

  • VRAM 16GBは、軽量~中規模(7B~13B)モデルなら動作可能だが、大規模(30B以上)のモデルは厳しい。
  • GPUがIntel Arcなので、NVIDIA向けのCUDA最適化がされているモデルはCPU動作が基本になる可能性が高い。

動作可否

モデル名 日本語対応 VRAM要件 動作可否 (CPU/GPU)
Llama 3.1 △ (未調査) 7B=8GB, 13B=16GB 7BならGPU可、13Bはギリギリ
Stockmark-13b 13B=16GB ギリギリGPU可 (VRAM圧縮要)
Gemma 2 △ (未調査) 7B=8GB, 13B=16GB 7BならGPU可、13Bはギリギリ
xgen-7b △ (未調査) 7B=8GB GPU可
DeepSeek-R1 △ (未調査) 7B=8GB, 67B=48GB+ 7BならGPU可
Phi-3 △ (未調査) 3.8B=4GB GPU可
Tsuzumi 7B=8GB GPU可
CyberAgentlM3 7B=8GB GPU可
PLaMo 7B=8GB, 13B=16GB 7BならGPU可、13Bはギリギリ

まとめ

  • VRAM 16GBのため、7B~13Bクラスのモデルが限界。それ以上はVRAM節約技術 (GGUF, GPTQ, AWQ) を使えば可能かも。
  • 日本語対応は、Stockmark-13b, Tsuzumi, CyberAgentlM3, PLaMo が優秀。
  • NVIDIA GPUがないため、Intel Arcでの最適化が進んでいないモデルはCPU実行になる可能性あり。

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